「レベルボールを使い、山札よりチラチーノを手札に加える」
「チラチーノ……」
 かつての己の分身を哀れむような眼で見るアイチ。
 その目にはサイクオリアに目覚めた者の証である虹色の灯りがともっていた。
「覚えているか? このカード」
「もちろんだよ。強くなるために捨てたかつての僕の分身だからね」
「違うな。今も昔もお前の分身はこのチラチーノだけだ」
 ふぅ、と小さくため息をつくアイチ。
 今度は俺がお前に教えてやる。本当の強さとは何かを! そして俺はお前を止めて見せる!

「チラチーノが僕の分身だって? 違うよカイ君、今の僕の分身はね……」
 アイチはそっと手札から悪エネルギーをゾロアにつけて「覚醒」と呟くと山札を漁り始めた。
「殲滅せよ、僕の分身! ゾロアークにスペリオルライド!」


ここまで書いて面倒くさくなったのでやめました。
元ネタはヴァンガードの50話冒頭のファイトシーンです。

チラチーノをロイパラ、ゾロアークをシャドパラに見立ててみました。

それはそうと、ヤンデレアイチ君はもう出番ないのかのう……。
通常のアイチ君よりもヤンデレアイチ君の方が好きだったのじゃが。

コメント

トムリン
2011年12月26日12:44

ダーク友達の輪ですね!

ラッティー
2011年12月27日9:29

チラチーノとゾロアークはなんだかにてますのう。

シャドパラみたく味方を犠牲にするような能力じゃないから
今回のは若干無理がありましたが……。

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